今回の工事は、玄関ドアとサッシの取替工事に密着です!
前編と後編に分けてお伝えします!
後編は……サッシの取替工事の様子をお伝えします
前編の様子はこちら
T様邸リフォーム【前編】/玄関ドア
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サッシ / カバー工法
前回の玄関ドアのリフォームから2日後、今度はサッシのリフォームです。片側しか開かない掃き出し窓を、両方動かせる引違いの掃き出し窓に変えるために工事を行います。
窓、網戸取り外し
まずは網戸と窓を取り外します。固定されていた方の窓はガラスを取り外し、枠だけを残しました。
養生
次に養生をします。サッシ解体時のゴミなどが室内に飛んでしまいますので、できる限り室内を汚さないよう養生します。
既存サッシ解体
養生が終わったら今度は残した枠を切っていきます。まずは中央の固定されていたサッシの枠を解体しました。
今度は既存のサッシ枠の全体を、一部を残し削っていきます。上も横も下も全部削りますが、これがまた大変な作業なのです。
職人さんによるとサッシリフォームの中でも、ほとんどがアルミサッシから樹脂サッシへのリフォームなのだそうです。
今回のように樹脂サッシから樹脂サッシへのレアケースとのこと。
さらに海外製の樹脂サッシはいくつかやってきたとのことですが、「海外メーカーの中でも初めての見るメーカーのものなので、慎重に作業しています」とのことで、作業中職人さんも一つ一つの作業を確認しながら時間をかけて丁寧に既存サッシを削ります。
調整
ある程度解体が終了したら、次は寸法を測りながら、おおよその位置を決めていきます。位置が決まったら、再度既存サッシを削りすぎないように慎重に調整し新しい枠が入るかどうか確認します。入らなければまた削りを繰り返します。時には新しい枠をmm単位で削ります。
既存サッシの調整後の表面は触ると削った時のざらざらとした感じがほとんどなく、ツルツルした感覚に「え!?すごい!!」と驚いてしまいました。
本当にここに既存サッシの枠があったのかと思うくらい表面が滑らかでした。
下地取り付け
図面も確認しながら下地を取付けていきます。下地を真っすぐ取り付けるためデコボコしたところも丁寧に削り取っていきます。
下地を取付けたら雨風が入らないようにするため、既存サッシと下地の間だけでなくだけでなく、下地の新しいサッシが触れる部分にもコーキングをします。
コーキングをしたら、新しい枠を取付けていきます。
新しいサッシの枠、取付
位置が決まったら、固定します。
室内側に取り付けるカバーをカットしている間に、バックアップ材を入れて最後の調整です。
カットが終わったカバーから順次取り付けていきます。
室内側のカバーを付けると既存のがすっかり隠れてしまい、どこに既存サッシがあるのかまったくわかりませんよね。
外のカバーも取り付けが終わったら、ゴミを散らかなさいよう養生を撤去します。
窓ガラスと網戸を建て込み、最後にクレセント(窓の鍵)と開閉具合の調整と、サッシの下の部分にコーキングをして終了となります。
作業時間は掃き出し窓が一か所だけでしたので約1日で完了しました。以前のと比べてもデザインはほぼ変わっていないので違和感もありません。
お客様より一言
以前の玄関ドアは窓の部分が小さく、光があまり入ってこないので昼でも電気を付けるほどでした。
新しい玄関ドアは窓が大きく光が入ってくるから、とても明るくて、とても良かったです。
窓も大きさがほぼ変わらずに、両方開けられるようになって嬉しい!