連載 社長ブログ

家を建てるためのお金の話|第4話、家を建てるためにはどんな費用が掛かるの?

こんにちは。気密社長こと寺澤悟です。

自己紹介はこちら⇒野球少年だった私が、住宅を手掛ける理由

第4話の今回は「家を建てるためにはどんな費用が掛かるの?」のテーマで、掛かる費用や概算での計画の進め方についてお話ししたいと思います。

押さえておかないと計画が大きく変わってきますので、どうぞ最後までお付き合いください。

住宅を建てるためにどんな費用が掛かるのか?

多くの方が土地建物価格で住宅が建つと思っているのですが、それは間違いです

土地建物本体価格の他に手続きの費用だったり、ローンを借りる場合はその分費用が多く掛かります。

今回は住宅ローンを組む前提で詳しくお話しを進めていきたいと思います。

土地

まずは土地。購入する場合に土地の購入費用が掛かりますよね。

その他に掛かる費用というのが、土地を買ったり、相続など譲り受けた場合など土地を取得した時に所有権保存登記費用が発生します。

不動産登記について:不動産登記のABC(法務省)

土地の所有者を登記する費用の中身は、登録免許税と司法書士報酬からなります。土地の固定資産評価によって登録免許税は変わります

気密社長
気密社長

司法書士報酬も先生によって変わってきます。上限金額の決まりはありますが、上限金額でお仕事をされている先生を私は見たことがありません。

相場はありますが個別の計算が必要となりますので、皆さんは最後のまとめを参考にしていただけると計画には十分ではないかと思います。

建物

次に建物ですが、もちろん建てる時にも建築費用が発生します。

その他に、建物をお引渡ししたときにに建物の表題登記(家屋調査士)・所有権保存登記(司法書士)の費用が発生します。

この費用は、建てた人だけが掛かる費用ではありません。建物を買った場合でも登記に関する費用が発生します。

建物の表題登記について:Q&A/相談会(岩手県土地家屋調査士会)

登録免許税と各先生の報酬、金額は土地と同じ考え方となります。

住宅ローン費用

土地・建物以外に掛かる費用が、住宅ローン費用です。

取扱手数料や保証料といったもの、また、抵当権設定費用、建物完成後の追加担保設定費用などがあります。

これらの費用はローン商品や金融機関によって若干の違いはありますが、取扱手数料、保証料だけでも数十万円になりますので大きな費用ですよね。

さらに、住宅が出来上がってから不動産取得税なる税金が到来します。

登記された土地建物の評価額により課税される税金で、法務局からデータが行くので回避不可の税金です。

費用の計画

前項の事から、費用にも色々な種類があることをお分かりいただけましたでしょうか。

早速、どの様に計画すれば良いのか、予定金額を使って実際に計算してみたいと思います。

用意するもの

予定金額は建物の見積書(設備工事、付帯工事、消費税込みの物)に記載されている金額です。

今回は25,000,000円で計算します。

また、土地は購入する前提で計算しますので土地の見積書と仲介手数料が記載されている書類(金額)をご用意ください。

今回は5,000,000円とします。

予定金額の計算

上記の金額を合わせると30,000,000円です。この金額を1.1倍すると33,000,000円となります。

1.1倍なのは、ざっくりではありますが約10%前後の諸費用になりますので、計画のスタートはこれで十分です。

1.1倍した金額、33,000,000円を総計画金額として計画を進めていきます。

土地がすでにあったり、住宅ローンを借りないというのであれば当然費用は掛かってきませんが、登記費用や税金に掛かる費用は同じになります。

まとめ

地鎮祭や上棟式をするかしないかでも費用は変わってきますが、約3,000,000円の出費を計画に入れていないのは(どんな)大きな誤算に繋がりかねません。

そのため、計画のスタートは10%増しの金額で設定し、実際に煮詰めて少なくなる分には何の問題もないと思います。金融機関に相談するときも10%増しで事前申し込をしましょう。

今回ご紹介した費用とは別にはなりますが、家具家電を新調したり、新たに購入することもあると思います。

そういったお引越しに掛かる費用もどれくらいになるのか、予め予算と一緒に考えておくと「こんなに出費するとは思わなかった!」となりませんので、余裕を持って予算を立てることをオススメします。

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